心斎橋

心斎橋筋商店街

三角公園

この商店街は500メートル以上もの距離にわたって商店が並んでいます。 ただの商店だけではなくそごうや大丸といった大型デパートもありますので、商店街だからと舐めてかかってはいけません。 買い物籠を振り回してツッカケを履いて闊歩するようなストリートではないですし、平日でもショッピングにやってくる人数は数万を超えるので、あまりだらしない格好で足を踏み入れてはいけないエリアなのです。 心斎橋筋商店街は週末には10万オーバーの買い物客が集うらしいので、少しはオシャレな服装で来ようと努力したほうがいいでしょう。 江戸時代頃からこのあたりにショップが軒を並べるようになったそうで、当時は本屋さんや呉服屋さんなんかが多かったのだと思われますが、今ではもっと若者に受けそうなファッション関連の店舗も増えています。 飲食店もありますのでお腹が空いてもすぐにチャージ可能なのも嬉しいスポットです。 大阪を代表するショッピングエリアですので観光のついでに立ち寄ってみてください。

アメリカ村

三角公園を中心に広がるエリア、具体的には大阪市中央区西心斎橋の1丁目から2丁目付近がアメリカ村になります。 心斎橋駅の西側に位置しており、名前の由来は「アメリカ村夏の陣」というイベントからとられたそうで、住所がアメリカだったり、アメリカ村という村が存在するわけではありませんが、そんな勘違いをされている人はいないでしょう。 大阪府の正式な地名にアメリカと付く場所があるわけもなく、それが認められるのであれば、カナダ市やイギリス町なんてのもなければおかしくなります。 そしてそんなのが存在するのなら今よりももっと迷子になる人が増えそうです。 「イギリスに旅行に行ってくるね」と飛行機に乗って出発しようと思ったのに、どうやら日本国内にもイギリスがあるらしくタクシーに乗ったら関西地方のイギリス町に連れて行かれた、なんてトラブルも起こるでしょう。 アメリカ村とは住所ではありませんので、道を尋ねる場合は気をつけましょうね。

黒門市場

ここは心斎橋ではなく住所でいうと日本橋になるのですが、橋繋がりでついでにご紹介させていただこうかと思います。 この市場は新鮮なお魚やお野菜を販売するお店が集中していますので、観光客より地元のコックさんの姿の方が多いでしょうか。 ラーメン屋の大将がモヤシを買いにきたり蕎麦屋の大将が山葵を求めて彷徨っているので、それを観察して「あの人は飲食店で調理するプロかな?食材に向ける眼差しが鋭いぞ」とか「あれはただの観光客だな、大阪名物を探しているだけっぽい」と推理して楽しむこともできるでしょう。 この通りは500メートル以上もあり、お店の数も200弱あるので全ての店内に入って商品を物色しようと思ったら一日がかりになります。 また食材を販売しているお店だけでなく飲食店もあるので、そこも残らず入店するのであれば大食いに自信がなければ無理かもしれません。 なので数日かけてゆっくり巡回するのをお勧めします。