難波地域

なんばグランド花月

法善寺横丁の入り口

難波の観光名所といったらなんばグランド花月が真っ先に思い浮かぶでしょう。 この中では吉本新喜劇が上演されている日が多いですし、普通に漫才や落語も上演されていますのでお笑いが好きならばぜひとも立ち寄って頂きたいスポットです。 吉本所属の芸人が活躍している劇場なので、売出し中でまだブレイクしていない芸人を探すのにもいいかもしれません。 なんばグランド花月を略してNGKと呼ぶ人ももいますが、ビギナーのうちはしっかり「なんばグランド花月」と発音しておいた方がいいでしょう。 芸人の顔を二桁以上覚えて、名前も言えるようになったら略しても構いません。 この劇場一番の目玉はやはり「吉本新喜劇」で、芸歴の長いベテランも多数出演しておりアドリブも散りばめられているので何度観ても飽きません。 テレビで観たことのあるギャグが生で実演されている!これも興奮してしまいますし心斎橋の近くに住んでいるのなら毎週でも通いたくなりそうです。 また劇場ですがお土産になりそうな飲食品の販売もしていますので、その分多目にお小遣いを持っていくといいでしょう。

大阪高島屋

地下鉄のなんば駅から楽に向かえることもあり、大阪高島屋は雨の日でも晴天の日でも大勢のお客さんで賑わっています。 雪の日でも台風の日でも混雑していますし、地下鉄が動いている限り客足が途絶えることは滅多に無いのではないでしょうか、営業時間内ならば。 昔からある大型デパートなので安心感もあり、人気のブランドショップやメイク用品、飲食店もありますので人気があるのも当然でしょう。 デパートなので観光には不向きかな、とお考えになられる方もいますが、大阪ではショッピングも観光に含まれます。 「どこ行ってきたの?」と聞かれて「難波の大阪高島屋だよ、たこ焼き器をお土産に買ってきたからあげるね」と手渡せば、すごく羨ましそうな眼差しと歓喜の表情を同時に見られることがきっとできるでしょう。 そして週末は楽しくみんなでたこ焼きパーティーを開催することになるかもしれませんので、ついでにタコも用意しましょう。

法善寺横丁

賑やかな大阪の難波ですが、法善寺横丁は少しばかり物静かな雰囲気が漂っているので、人ごみの中を歩くのに疲れたのなら向かってみるといいでしょう。 物静かなのも当然で、ここはもともと法善寺というお寺の境内だった場所なのです。 境内で営業していた露天がいくつかあったのですが、それがいつの間にか横丁として今のように育ってしまったらしいのです。 このエピソードはなんとなく大阪らしいな、と感じずにはいられませんね。 法善寺も横丁も一度は空襲により焼失してしまうのですが、戦後に復興したとのことなのでやはり逞しさを感じてしまいます。 活気がないわけではありませんが今でも法善寺の境内であったことをそこはかとなく臭わせる雰囲気がありますし、難波地区にしてはシックな顔をしたエリアです。 およその所在地は大阪市中央区難波1丁目あたりとなりますので、近くまで来たのなら露天ではない飲食店でお食事でもいかがでしょうか。